マンション売却前にリフォームは必要?新宿区で“手を加えず高く売る”方法

マンションを売る前、「リフォームしたほうが高く売れるのでは?」と考える方は少なくありません。
しかし実際には、売却前に高額なリフォームをしても、その費用を売却価格で回収できないケースが多いのが現実です。
特に新宿区のマンション市場では、「手を加えずに現状のまま」 売却したほうが早く、そして高く売れるケースが少なくありません。
本記事では、新宿区の市場データや売却事例を踏まえ、リフォームの必要性と費用対効果、そして手を加えずに高く売るためのポイントを解説します。

目次

売却前リフォームの費用対効果と注意点

  • フルリフォームの相場:500〜800万円
  • 部分リフォーム(キッチン・浴室交換など):100〜300万円
  • 実際の価格上昇幅は費用を下回ることが多く、「費用回収が困難」なのが実情
  • リフォーム費用を自分で用意しなければならない

水回りをリフォームするには1か所100万円からが目安です。ローンは現実的ではない為、貯金から数百万円の費用を賄う必要があります。

新宿区のマンション市場の特徴

  • 中古マンション需要が高く、築年数が経っていても成約しやすい
  • 購入後に自分好みにリフォームする傾向
  • 購入希望者が内装よりも「立地・広さ・価格」を優先する傾向が強い

購入希望者は「リフォーム前提」「現況渡し」で中古マンションを探しています。
買主が自分の好きなようにリフォームできる」ことはセールスポイントになります。

リフォームより効果的な“3つの売却準備”

1. ハウスクリーニングで清潔感アップ

  • 数万円の投資で印象が大幅に改善
  • 特に水回りは重点的に清掃

2. 荷物の整理とホームステージング

  • モノを減らし、広さを強調
  • 簡易的な家具配置で生活イメージを演出

3. プロによる写真撮影

  • 広角レンズ&自然光で物件の魅力を最大化
  • 写真の第一印象で内見数が変わる

🏠 当社は、これらのバリューアップサービスをすべてご利用いただけます。
まずはご相談ください。

売却前にリフォームを検討すべき条件

リフォーム費用を支払っても生活に余裕があるか

まず、リフォーム費用は現金で用意する必要があるため、その準備ができないとそもそも検討ができません。
フルリフォームだと500万円以上、すぐに支払ってもその後の生活に余裕がなければなりません。

次の引越し先が見つかっているか

大掛かりなリフォームをするには1~3ヶ月の期間がかかります。そこから売却活動をするとなると、半年以上の期間が必要なため、次の引越し先が見つかっていないと、リフォーム後の売却は現実的ではありません。

まとめ

  • 高額リフォームは費用回収が難しい
  • 新宿区は立地需要が強く、現状渡しでも売れるケース多数
  • 修繕は行わず、買主に選択の余地を残す方が売れやすい
  • 「清掃・整理・写真」の3点が売却前準備の基本

まずは現状価格を把握し、リフォームが必要かを見極めることが売却成功への第一歩です。

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この記事を書いた人

株式会社TERASS
新宿区不動産売却専門エージェント
住友不動産販売で8年間売買仲介を経験
その後TERASSに移籍し
売却専門エージェントとして活動中