「築年数が古いから、もう売れないかも…」そんなお悩みはありませんか?
実は、新宿区では旧耐震基準でもしっかり売れるマンションが多く存在します。
本記事では、2025年の不動産市況を踏まえながら、旧耐震基準のマンションでも売却できる理由・実例・成功ポイントをご紹介します。
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旧耐震基準のマンション、売れるのか?
「旧耐震基準」とは、1981年6月以前の建築確認で建てられた建物を指し、震度6強以上の大地震に耐えられる設計にはなっていません。ただし、耐震補強や大規模修繕を実施している物件も多く、正確な評価が重要です。

築古でも売却は可能?2025年の市況から読み解く
結論からいえば、旧耐震基準でもマンションは売れます。
特に新宿区のような都心エリアでは、立地の魅力や利便性により、築年数の古さがある程度カバーされるケースが多く見られます。
2025年現在、リノベーションの選択肢も多くなっており、「築古=売れない」ではなくなっています。
「売れない」と言われがちな理由とは?
ただし注意が必要なのは、築年数が経過するほど以下のような懸念を持たれることです。
- 建物の老朽化(見た目や設備)
- 修繕積立金不足や管理体制の懸念
- 建物のスラム化(あるいは事務所化)
これらを正しく把握・対策することで、売却成功の可能性は高まります。

旧耐震基準でも売却に成功するマンションの特徴
ブランド力があるヴィンテージマンション
ブランド力のあるマンションは旧耐震基準のマンションでも価格上昇を続けています。
- 建築物として優れた意匠
- 個性のある外観・エントランス
- 厳しいセキュリティ
- 清掃が行き届いた共用部
ヴィンテージマンションには上記のような特徴があります。
築年数を経過しても高級感や特別感を保ち続けるマンションは、年数を経るごとに人気が増していきます。
新宿区の著名なヴィンテージマンション(一例)
マンション名 | 築年 | 住所 |
---|---|---|
秀和四谷パークサイドレジデンス | 1971年 | 若葉1-15-19 |
ザ・ペアシティ四谷 | 1982年 | 四谷三栄町11-19 |
目白パークマンション | 1970年 | 下落合3-3-5 |
ドムス目白 | 1980年 | 下落合3-17-44 |
市谷台グランドマンション | 1964年 | 市谷左内町32 |
管理状態が良好(修繕積立金・大規模修繕済み)
先程のヴィンテージマンションと共通する部分ですが、「マンションの管理状態」は築年数以上に評価されます。
外観や共用部がきれいに保たれているマンションは、購入者に好印象を与えます。
定期的な大規模修繕やエントランス・外壁の清潔感、管理会社の対応などが購入者の安心材料になります。
4LDKや80㎡以上の広い間取り
現在の新築マンション市場では、ファミリータイプの間取りは70㎡前後での供給が多いです。
そのため、4LDKの間取りや、広さが80㎡以上ある物件は、新宿区内では数が限られています。
競合が少ない4LDKの間取りや、広さが80㎡以上ある物件は、売れやすいです。
実例紹介:新宿区で築30年以上でも売れたマンション
実例① 東建ニューハイツ西新宿(築40年)
- 築年数:約40年
- 間取り:1DK
- 成約価格:約2,200万円
- 駅徒歩3分、管理体制良好
- 修繕積立金累計2億9,000万円超
- リフォーム未実施

実例② 目白パークマンション
- 築年数:約50年
- 間取り:4LDK
- 成約価格:約8,300万円
- 富裕層や海外駐在経験のある方に人気
- リフォーム未実施

共通していたポイントとは?
- 駅近など交通利便性が高い
- 厳しい管理体制でセキュリティがしっかりしている(大手管理会社委託)
- 潤沢な修繕積立金残高による安心感
- リフォームはせず、現況のまま販売
高く売るためのポイントと注意点

リフォームは買主に任せること
築古マンションは、リフォームをせず、現況のまま売却することが重要です。
近年、リフォーム費用も住宅ローンで借りられるようになり、リノベーション前提での購入検討が増えています。
買主の好みに合わせられるように、リフォーム未実施のまま販売を開始しましょう。
地域密着型の業者に相談するメリット
誰に売るかによって、アピールポイントや価格設定は大きく変わります。
戦略的な売却が高値のカギです。
地域特化の不動産会社は、周辺相場・売却事例・買主ニーズを熟知しており、スムーズな売却に導いてくれます。
まとめ|築年数よりも「立地・管理・戦略」がカギ

旧耐震基準でも、「売れない」と決めつける必要はありません。
重要なのは、購入希望者のニーズに応じた価値の見せ方と、適切な売却戦略です。

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