新宿区の再開発 2025年版|西口・東口・西新宿エリアの動きを一覧で紹介

新宿区では、駅周辺を中心に大規模な再開発が次々と進んでいます。
小田急百貨店跡地や西新宿三丁目地区など、街の景観が大きく変わるプロジェクトが相次いでおり、
これから10年単位で新宿エリアの姿は大きく変わる見通しです。

本記事では、2025年時点で公表・進行中の主要再開発プロジェクトをまとめました。
「どの場所で」「どんな施設が」「いつ頃完成するのか」を、分かりやすく整理しています。

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目次

📍エリア別に見る再開発の位置づけ

  • 西口エリア:オフィス・商業・交通拠点の再構築
  • 西新宿エリア:住宅・住環境・防災機能の強化
  • 東口エリア:商業・観光機能の再整備構想

位置関係を把握しよう

以下の表は新宿区のHPで公開されている、新宿駅周辺の主要再開発プロジェクトを年度順に整理したものです。

再開発マップ 新宿駅周辺の再開発情報まとめ地図 2024年11月時点
新宿区公表:新宿駅周辺の主な開発動向等について

引用元:新宿区HP「新宿駅周辺の主な開発動向(PDF)

新宿駅西口の再開発(小田急百貨店跡地)とは

小田急百貨店本館の跡地に建設される、地上48階・地下5階・高さ約260mの超高層複合ビルです。
商業施設・オフィス・展望空間などが入る予定で、地下では東京メトロ丸ノ内線とも接続します。

工事の進み具合・今後の予定

新宿駅西口地区再開発 定点観測写真 2025年11月
2025年11月現在の様子
  • 2024年に着工
  • 2029年度の竣工を目指して工事が進行中

計画の特徴・街の変化ポイント

  • 駅・地下鉄・バスの乗換を一体化した交通結節点
  • 防災・環境性能を重視した設計
  • 西口駅前広場の再整備と連動した開発

西新宿三丁目西地区の再開発:3,000戸規模の街づくり

パークハイアット東京の西側に位置する約4.6ヘクタールの大規模再開発です。
住宅を中心に商業施設・業務施設・保育施設・防災広場などが整備される予定で、
総戸数は約3,200戸と新宿区内でも最大規模の住宅開発になります。

工事の進み具合・今後の予定

  • 2026年着工予定
  • 2033年竣工予定

計画の特徴・街の変化ポイント

  • ファミリー層向けの新しい住宅エリア
  • 公園・緑地と連携した街づくり
  • 防災拠点としての機能も併設

再開発エリア周辺マンションの価格動向を確認

西新宿エリアでは再開発計画の進行により、価格上昇が続いています。
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新宿駅西南口の再開発計画(南街区・北街区)

JR東日本・京王電鉄などが主体となり、西南口周辺でも再開発の計画があります。
南街区・北街区の2つに分けて開発が行われ、商業・ホテル・オフィスが入る予定です。

工事の進み具合・今後の予定

  • 南街区:工期完了時期を2028年度から「未定」に変更
  • 北街区:2040年代を見据えた長期構想

コスト環境や施工体制の見直し等により、南街区の工程は現在「未定」とされています。

新宿駅東口でも再整備構想が進行中

駅東口側でも、ルミネエストなど既存商業施設の建替えや再整備構想が検討されています。
現時点では正式な計画段階ではありませんが、東西一体での高度利用に向けた動きが進んでいます。

今後の動き・期待される変化

  • 駅構内の利便性向上
  • 駅前通りの回遊性アップ
  • 新宿グランドターミナル構想に伴う再開発

年度別で見る再開発のスケジュール

年度主な出来事
2028年西新宿三丁目西地区 着工予定
2029年新宿駅西口(小田急百貨店跡地)超高層ビル 竣工予定
2032年西新宿三丁目西地区 竣工予定
2040年代西南口 北街区 長期構想

再開発が進む今こそ資産価値を見直すタイミング

新宿区の再開発によって、エリアの「住環境」と「地価」は大きく動き始めています。
特に西新宿は、上昇率が高いエリアです。

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※免責事項
本記事は自治体・事業者の公表資料および報道をもとに作成しています。計画・時期・仕様は変更の可能性があります。公表情報が更新され次第、本記事も見直します。

著者:宮下 峻

執筆者 宮下 峻

株式会社TERASS/宅建士/不動産売却専門

日々の売却サポートで得た実務経験を踏まえて、読者の方に役立つ情報をお届けします。

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